【1・3年生:令和2年7月3日(金)】グローカルα カカオ農園ワークショップ 


イベント詳細


ガーナを旅して、カカオ農園で働く現地の子ども達と交流するテレビ番組を観た後、児童労働、子ども貧困を考えるワークショップを行った。

ガーナについてのテレビ番組を視聴

チョコレートを食べたことがない子どもに、チョコレートをあげるか、あげないかを話し合いながら、カカオ農園で働く子ども達の幸せとは何か、意見交換を行った。

内容についての自分の考えをまとめる。

グループごとに話し合い

最後に我々がどのようにして、世界の貧困問題と関わっていくべきかを考えた。

世界の貧困問題と関わっていくべきか、意見発表

 

[生徒の振り返りまとめ]
  • 世界に貧富の差ができているのは、我々のような先進国が自国のために発展途上国を利用していからだと知った。
  • チョコレートをあげるかあげないかという問いで、子ども達が求めているのはチョコよりも苦しい生活を改善してほしいという願いだと聞き、私達はガーナの子ども達に何ができるのだろうかと、授業を通して考えることができた。
  • 同じ子どもなのに、日本とは全く異なる環境で暮らして、さらにはるかに貧しい国で働きながら生活していることに驚いた。自分も、フェアトレードの品を買ったりして、少しでも役に立とうと思った。
  • 子ども達が手伝いではなく、「働いている」ということを知ることができた。小さなチョコレート1つで笑顔になっていた子ども達が印象に残った。
  • ガーナなどの途上国では、働いても所得は少なく貧困が続く。また、教育が受けられず将来の世代にも悪影響が出て、ずっと負の連鎖が続くなど、とても深刻な状態にあることが分かり、悲しいと思った。
  • 子ども達が働かされている状況を作り出したのは、私達日本人も含めた先進国の人たちなので、どうでもいいなどと、無責任な対応はできないと思った。チョコレートを食べることができるのも、当たり前に過ごせているのも、その1つ1つ全てにたくさんの人たちの苦労があり、依存してしてまっている現状があるということを学ぶことができた。
  • カカオの値段が低く、先進国の人たちからすれば当たり前にあって、どこででも手に入るチョコレートがこんなに苦労して作られていることを、みんなが知る必要があると感じた。
  • カカオを作っているのにチョコレートを一度も食べたことがない。日本の当たり前の幸せがガーナの子ども達にとっては大きな幸せになっていることを知った。

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