【1・3年生:令和2年7月10日(金)】グローカルα 「いろいろな環境と人権問題~違いの違いから考える」ワークショップ 


イベント詳細


前回の「カカオ農園」ワークショップを振り返り、児童労働の何が良くなかったか、許せない(怒りを感じた)理由をグループ内で発表した。

前回のワークショップを振り返り、児童労働について考える

その後、様々な違いが書かれたカード15枚をグループに配布し、これが許せる違い(あってもいい違い)か、許せない違い(あってはいけない違い)か、どちらでもない(自分たちでは判断できない)かを話し合った。

15枚の「違いの違い」カードをもとに、許せる違いと許せない違いを話し合う

「許せる違い」「許せない違い」「どちらでもない」を考え、その理由を記入

そして「○○が△△に影響を与えている。」という問いに対して、何が何に影響を与えているかを考えて発表した。最後に人権について学び、「環境が人権に影響を与えている。」との結論に達した。

グループごとに話し合って、一番取り上げるべき問題を発表

 

[生徒の振り返りまとめ]

  • 世界には多くの許せない問題があることが分かった。そしてその問題の多くは環境が人権に影響を与えているのだと知り、人間も環境を壊すような行為をしてはいけないと思った。
  • 許される違いと許されない違いでは、許される違いは宗教の違いや国の考え方の違いなどで、許されない違いは、経済格差や貧困の違いだと思った。
  • 世界には、地球温暖化や貧困などがあることは知っていたが、具体例を通して他の問題を詳しく知ることができた。私達一人一人が無関心ではなく、地球の問題について意識し、助け合おうという心を持てば解決すると思う。
  • 様々な人間の行動が環境や人権に影響を与えていることを学んだ。
  • 人は平等なはずなのに、国によっては自由の差、多様性の差があること。またそれが環境によって引き起こされていることを知った。
  • 環境問題や他国で起こっている問題は、あまり自分には関係ないと思っていたが、今日のワークショップを通して身近に感じられ、自分の行動を見直すきっかけになった。
  • 児童労働や貧困の現状は知っていたが、実際にその子ども達の声を聞いて、より深刻な問題だと思った。問題解決のために、自分達は何をしたらいいのかについて、もっと深く意見の共有をしたい。
  • ワークショップを通して、人々の行動が環境に影響を与え、世界の多くの人の人権を侵害しているということを感じた。それぞれの国の環境や土地の違いはあるが、先進国の人々が自分たちの利益だけを求めて行動している影響もあると感じた。

人間が環境に影響(CO₂、ゴミを大量に出す等)を与えていて、それによって環境から人間(温暖化による海面上昇や森林火災等)にも影響が与えられている、ということが分かった。

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