SDGs探究学習
九里学園高等学校の子ども食堂「子ども楽校」
― 山形県米沢市・生徒主体の地域連携プロジェクト ―

子ども食堂「子ども楽校」とは
九里学園高等学校(山形県米沢市)では、生徒主体のSDGs探究学習の一環として、地域の子どもたちを対象にした子ども食堂「子ども楽校」を運営しています。
本プロジェクトは、コロナ禍以前に生徒の発案からスタートし、現在は米沢市社会福祉協議会と協働しながら、地域に根ざした取り組みとして活動を行っています。
単に食事を提供する場ではなく、
地域の子どもたちが安心して集い、高校生と交流しながら過ごせる「居場所」づくりを目的としています。
高校生が企画・準備・運営・振り返りまでを担い、地域課題に主体的に向き合う実践的な学びの場となっています。
SDGsとの関連
子ども食堂「子ども楽校」は、以下のSDGs目標と深く関わる取り組みです。
- 目標1:貧困をなくそう
- 目標2:飢餓をゼロに
- 目標4:質の高い教育をみんなに
- 目標11:住み続けられるまちづくり

高校生が地域の大人や子どもと関わりながら活動することで、
「学び」と「地域貢献」を両立した探究型学習を実践しています。
本校では、SDGsを「知識として学ぶ」だけでなく、
地域と協働しながら行動する教育を大切にしています。
これまでの実績
- 実施回数:年3回
- 活動年数:3年目(令和7年度現在)
- 協働団体:米沢市社会福祉協議会
主な役割分担
- 米沢市社会福祉協議会
└ 小学生参加者の募集、チラシ作成、その他後援 - 九里学園高等学校
└ 高校生ボランティアの配置、イベント企画、食材購入、調理、当日の運営

高校生にとっては、学校の外で地域と関わる貴重な経験となり、
社会性・協働性・主体性を育む学びにつながっています。
企業・団体・大学の皆さまへ
(地域貢献・SDGs協働のご案内)
本校では、子ども食堂「子ども楽校」を一過性の活動ではなく、持続可能な地域連携プロジェクトとして発展させていきたいと考えています。
そのため、
企業・大学・団体の皆さまと協働関係を築きながら運営していくことを目指しています。
地域貢献活動、CSR・SDGsの取り組み、教育支援の一環として、
無理のない形でのご協力を心より歓迎いたします。
■ ご協力いただける内容(例)
以下はあくまで一例です。小さな関わりからでも構いません。
- 社員食堂・社内・学内でのフードドライブの設置
- 食材・消耗品等の物品提供
- 社員の皆さまによるボランティア参加
- 探究学習・キャリア教育への助言・交流
- 大学生によるボランティアスタッフ協力
地域・学校・企業がつながることで、
子どもたちにとってより豊かな学びと居場所をつくることができると考えています。
■ お問い合わせ(企業・団体の皆さま)
子ども食堂「子ども楽校」へのご協力・ご相談は、下記までお気軽にご連絡ください。
九里学園高等学校
担当:教諭 佐藤大地
メール:daichimatsuoka@tw.kunori-h.ed.jp
電話:0238-22-0091
※メールの件名、またはお電話の際に
「子ども食堂(子ども楽校)について」とお伝えいただけますと幸いです。





