Kunori Global Camp “地球塾” 開催

今年も第4回目となるKunori Global Camp 題して「地球塾」が7月14・15日に蔵王にて開催されました。 今年もボリビア、タイ、ケニヤ、モロッコ、マレーシアの5カ国から10名の山形大学留学生をゲストに向かえ、まさにグローバル社会を模擬体験しました。

目的:山形大学に在籍している多様な国からの留学生との協働体験プログラムを通して、グローバル人材としての素養を育む。九里学園地球塾

 

PROGRAM

アイスブレーキング
早速アイスブレーキングで留学生と本校生全員が打ち解けました。もうすでにコミュニケーションをとりながら意欲的に参加する参加者の姿が見られました。指でペットボトルを支えながら協同で絵を描く活動も和気藹々と楽しみました。

自国文化紹介
参加した留学生それぞれの国についてプレゼンテーションをしてもらいました。世界の様々な文化に触れ、多様性を感じました。タイやマレーシアなどアジアでも意外と知らないことも多く、また、ボリビアやケニヤ、モロッコなど、南アメリカやアフリカなど、普段なかなか触れるチャンスのない国について紹介してもらい、楽しい時間を過ごしました。

多言語で話そう
留学生達の言語を学びました。自己紹介を彼らの言葉で出来るようになることを目標に、蔵王の大自然の中、多言語に触れ、その楽しさを体感しました。生徒たちは、スワヒリ語、スペイン語、マレー語、タガログ語、アラビア語で挨拶や自己紹介ができるようになりました。

Workshop: Global Citizen (Original Flag)
グローバル・シチズン(地球市民)とはどういう人でしょうか。地球市民としての条件はどのような
ものがあるでしょうか。生徒たちは、地球市民とはどういう人か、その資質や条件、能力などを考え、
自分たちなりの地球市民を考え、その理念を表す旗を作成しました。

Workshop: SDGs
2030年へ向けて持続可能な社会を作り出すために採択されたSDGs。地球市民としてSDGs達成に貢献するために、まずはSDGsとはどういうものか、どんな理念なのかを学びました。また、ワークショップ2では、私たちの身近な問題が社会的課題とつながっているということに気づき、また、それらの社会的問題がどのようにSDGsと関連しているのか考え、SDGsの目標をどのように達成すべきかアクションプランを提案しました。生徒たちは、このワークを通して、SDGsのゴールが包括的で相互に関係していることに気づき、1つの問題をクリアすることで、多くのゴールを達成することが出来るのではないかと議論していました。

グループごとにアクションプランについてプレゼンテーションを行いました。どれも興味深いものであり、なおかつ実現可能性の高い、いいものでありました。

閉会式
生徒一人一人にサーティフィケートが副校長から手渡され、2日間にわたる地球塾が終了しました。また、留学生から本校生へ貴重なメッセージをいただきました。本校が考えるグローバル人材=課題解決能力・思考力・創造力・コミュニケーション能力・国際感覚を身につけた人材となるために組まれたこのプログラム。ここをスタートとして、世界へ羽ばたいてほしいと願っています。

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