講師の尚絅学院大学名誉教授 森田明彦氏とオンラインでつなぎ、「Model Diplomacy」を教材にしながら授業を進めた。「Model Diplomacy」とは、アメリカの高校生が実際に環境問題を学ぶときに使用されている教材である。
まずは「Global Climate Change Policy」という英文記事を読み、気候変動に関する英単語を学んだ後、その内容を日本語で発表を行った。
その後講師から、『アメリカ大統領補佐官の立場で、米大統領に対して気候変動に関する政策提言を行う』、という課題が出された。グループごとに「①パリ協定の再交渉。②パリ協定にとどまる。③他の地球温暖化政策を実施する。」という3つの案から自分たちの立場を選び、その立場からの政策を提言するための準備を行った。
政策提言は英語で行うために、自分たちの案を英文にまとめ、グループごとに講師に対して政策提言を発表。講師からは、それぞれの提言に対してのコメントをいただいた。
グループごとの政策提言では、パリ協定にとどまる(バイデン派)とパリ協定を脱退する(トランプ派)の2つに分かれたので、両方の立場から、実際にアメリカ大統領に政策提言の手紙を書くことを目標に、全体で話し合いを行った。
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