【1年生:令和2年10月29日(木)~12月21日(木)】グローカルβ 学校プロジェクト


イベント詳細

このイベントは21 1月 2021に終了しました


学校プロジェクト中間発表内で3年生や教員から出された意見や質問を受けて、自分たちの研究テーマをより深めることができました。

学校プロジェクトとは?

「食と健康プロジェクト」と「多文化共生プロジェクト」の2つのチームに分かれて、4~5人1グループ単位で行う探究学習です。各グループの中でテーマに関わる課題を見つけて、それを解決するための方法を考えます。チームによっては、イベントの開催や、実験など、活動は多岐にわたります。

中間発表会とは?

自分たちの研究の進み具合を、先輩や先生に発表する会です。各グループは、探究した内容をプリントにまとめて、発表します。発表後は質疑応答の時間が設けられて、アドバイスや質問が多くなされます。質問や意見の1つ1つが探究を進める上で大切な材料になるのです。

中間発表を終えてからの活動

各グループは、自分たちの研究を進めるために具体的なアクションプランを打ち出し、市役所や米沢国際交流協会など関係各所との連絡や打ち合わせなども行いました。グループで立てた計画に沿って研究プロジェクトを進め、1月21日には第2回の中間発表を行う予定です。

「食と健康プロジェクト」チーム

「食と健康プロジェクト」は、米沢栄養大学に行き、疑問点などを確認しながら、研究課題へのアドバイスをいただきました。また実際にフィールドワークに行き、有機野菜を提供するレストランにインタビューし、研究内容を深めることができました。

「食と健康プロジェクト」チーム、各グループの研究内容一覧

グループ1:研究テーマ「日本食の欧米化による私達への影響とは?」

本研究の目的と意義:日本食の伝統が失われていくことを防ぎ、自分たちが安心して健康な食生活を送るためにどのように改善すべきなのかを考えること。

調査・実験:九里学園高校プログレスコース生徒と教員・米沢市役所へアンケート調査を行う。

グループ1:研究課題について意見を出し合う。

グループ2:研究テーマ「食とパフォーマンス向上の関係性について。」

本研究の目的と意義:体にいい食べ物や集中力にいい食べ物を食べることで、これからの試験や、授業をしっかり受けられて学力向上に期待できると考えたから。

調査・実験:クラスの人に朝食べたもの記入してもらい、簡単なテスト(100マス計算)を受けて、集中力に違いがあるのか実験する。

グループ2:付箋に疑問点や意見などを書き込む。

グループ3:研究テーマ「有機農法の認知度向上のために。」

本研究の目的と意義:有機農法へ興味を持つ人を増加させる方法を探ることで、米沢市と高畠町の認知度の差解消につなげることを本研究の目的とする。認知度の差を埋めることを目指して行われるため、有機農法の認知度向上の一助になるのではないか。

調査・実験:中学校・米沢市役所・高畠町役場にて、アンケート調査とインタビュー調査(依頼予定)

グループ3:担当教員からアドバイスをもらう。

「多文化共生プロジェクト」チーム

「多文化共生プロジェクト」は、米沢市国際交流協会や米沢市役所、地元のラーメン店に行き、研究プロジェクトの協力を依頼したりしました。またハラル食のいも煮を試作するなど、それぞれのグループでプロジェクトを進行させています。「多文化共生プロジェクト」の取り組みは、NHKからの取材も入り、12月1日のNHK地域ニュースと12月11日の特集番組で放送されました。

「多文化共生プロジェクト」チーム、各グループの研究内容一覧

グループ1:研究テーマ「在住外国人向けの交流の場所 ~情報伝達~」

本研究の目的と意義:スポーツを通して市民と在住外国人の交流の場所を作り、多文化理解を深める。

プロジェクト:スポーツイベント

内  容;米沢市国際交流協会と一緒に、市民と在住外国人が参加できるスポーツイベントを開催する。交流を深めるために、どんな人でもハンディなく参加できる「ゆるスポーツ」を採用。自分たちで進行やスポーツ指導を行いながら、在住外国人と市民との交流を促し、今後の居場所作りにつなげる。また、外国人と日本人との交流場所についてのアンケートを取り、課題研究の資料とする。

グループ1:スポーツイベントの打ち合わせを国際交流協会と行う

グループ2:研究テーマ「ハラル料理を理解する」

本研究の目的と意義:自分たちで宗教の料理を作り試食して、調理方法やそれに至るまでの過程を体験し、異文化料理を自ら学び伝えることで地域の人に理解してもらうことを目的とし、地域の人に多様な文化の存在を理解してもらい、地域共生のファーストステップに繋がることをこの活動の意義とする。

プロジェクト:ハラルのいも煮を提供。

内  容:在住外国人と交流するイベントを開催し、ハラル料理やハラルのいも煮を提供する。また、米沢市国際交流協会主催の餅つき新年会の中でも、参加者にハラルのいも煮を提供し、ハラル料理に対する認知度を知るためのアンケートを取り、課題研究の資料とする。

グループ2:グループでの話し合いを、NHKが収録。

グループ3:研究テーマ「外国人が住みよい町づくりのために(飲食店を調査対象)」

本研究の目的と意義:グローカルの授業で座談会や外国人との交流で多文化共生について学んだ。座談会で、九里学園に留学に来ている人や、米沢に住んでいる外国人に「米沢に住んでいて困ったことはありますか?」と質問したとき、ほとんどの方が言っていたことは飲食店での問題だった。そこで、外国人が飲食店で実際に困ったことを聞き自分たちの目で確かめたいと思った。

プロジェクト:多言語でラーメンのメニューを提供する。

内  容:米沢ラーメンを外国人にも広く親しみを持ってもらうため、各店舗に多言語標記のメニューを作成して、置いてもらう。

グループ3:中国人留学生に中国語表記を手伝ってもらう

 

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