※写真は、学校での練習風景です。
山形県米沢市にある、九里学園高校ダンス部顧問による徒然日記。
8月6日の朝、部員たちは、『第27回高校大学ダンスフェスティバル』が行われる兵庫県神戸市に入りました。
この日は、体育館練習や場当たり、開会式などを無事終えました。
8月7日、いよいよ予選の日。
今年の九里ダンス部の作品は、人と人の関係性をテーマにした作品。
『心気労(しんきろう)~私たちはこのままでいいのか~』
一人になるのが怖いから誰かとつながっていたい。人の心の温度差が私たちを惑わせる。
これは、誰しもが日常感じている、他人との心の距離や関係性が希薄になりつつなる現代社会への問題意識が根底にある作品です。
特に高校生は、スマホやケータイなど人とつながるための便利なツールが、世の中にあふれているにも関わらず、蔓延していく疎外感や孤独感を感じはじめています。
それはなぜなのか。私たちはどうしたらいいのか。
そんな疑問が、きっかけとなり、生徒たちが中心に創作しました。
残念ながら、踊り手8名で挑戦した今年のAJDFは、入選することができませんでした。
しかし、生徒が日々迷ったり、悩んだり、時にはぶつかり合いながらも、自分としっかり向き合い創り上げた作品は、本物だと思います。
心をこめて、時間をかけて、生徒たちが創った作品です。
生徒たちは、明日9日に神戸をたち、米沢に帰ります。
本当にお疲れさま!!
この作品は、8月29日(金)九里祭(校内発表のみ)および、30日(土)一般公開中開催の『第9回九里ダンス部定期公演』の中で上演いたします。
みなさま、どうぞご覧ください。
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