今年度は「食と健康プロジェクト」と「多文化共生プロジェクト」の2つの学校プロジェクトを行うことになり、1年がそれぞれのプロジェクトに分かれて活動を始めた。
「食と健康プロジェクト」の共通テーマは「有機農法の価値と未来」、
「多文化共生プロジェクト」の共通テーマは「インバウンド活性化による地域創生」であり、
そのテーマの下、どんな問い(テーマ)を学校プロジェクトの中で進めていきたいかを考えた。食と健康フィールドワークや、多文化共生ワークショップ・座談会での学びを通して、まずは、個人としての問いをまとめた。
その後にグループ内で意見交換を行い、個人から出された問いから、グループごとにテーマを1つに絞る作業を行った。
【食と健康プロジェクトで出された問い】
- なぜ農家不足なのだろうか。
- 生産者を増やしていくには、どうやったらいいのだろう。
- 食は体にどんな影響を与えてくれるのか。。
- ミネラルが不足するとどのようなことが起こるだろうか。
- 有機農法ができない理由は何か。
- なぜ良いものなのに、買う人が少ないのか。
- なぜ食べ物で、学力・パフォーマンスが上がるのか。
- 米とパン(米と小麦)の違いは何か。
- 食生活が偏ると、具体的にどんな変化があるのか。
- 現代の人は、どのようにミネラルが不足しているのだろうか。
- 普段の私たちの生活では、どのくらいのミネラルを摂取できているのだろうか。
- 知名度が不足を解消するためには、どのようにしたらよいだろうか。
- 食の欧米化がもたらす影響はどんなものがあるだろうか。
【多文化共生プロジェクトで出された問い】
- 日本以外の国で、外国人観光客や外国人居住者が多い国は、住みやすい環境にするために、どのような取り組みをしているのだろうか。
- 火災等が起きた場合、どのようにしたら外国人に伝えることができるのか。
- 地元の飲食店では、外国人が来た時のことを想定しているのだろうか。
- 観光客や在住外国人の方々が住みやすい町づくりのために、移動手段やレストランのメニュー、宗教上の食べ物の問題を解決するにはどうしたらよいか。
- 日本人も海外から来た人も、みんなが平等に暮らしやすい町を作るためには、どうしたらよいだろう。
- どのような活動があると、多文化共生のための理解が深められるのか。
- 認知度があまりない中で、山形県・米沢市に観光に来る目的は何なのか。
- 外国人観光客増やすための取り組みとは。
- 多文化共生が広まることによって、地域にはどのような変化が起きるのか。
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