「国語」は「日本語の学習」ではありません。日本語を使ったコミュニケーションの学習です。日本語は、「意味」を表す言葉に「気持ち」をのせて使われますが、実際には私たちは、常に「気持ち」にあった「意味」の言葉を使っているとは限りません。時には「本当の気持ち」と「全然反対」の意味の言葉を使います。互いの気持ちを正しく伝え合うには、この、複雑な言葉をうまく使っていく必要があります。そのために、過去から現代までのさまざまな文章に触れ、いろいろな言葉を体験しながら、コミュニケーションの仕方を学んでいきます。また、文学作品に触れて将来の人生を豊かなものにするという体験もしていきます。

国公立・私立、文系・理系などすべての進路に対応できる教員が揃い、指導にあたっています。習熟度別での授業形態をとっており、生徒一人一人の理解度に合わせた授業を展開しています。また、少人数でのきめ細かく手厚い指導が出来ることも特徴です。基礎的な計算力、学力を身につけ高めていくことはもちろんですが、数学を学ぶことで、論理的に物事を考える力を育成していきたいと思っています。そして、数学がわかる、面白い、楽しいと思ってもらえる授業を目指していきます。

社会で生きていく中では、様々な問題・出来事が起こります。それらに直面したとき、どのように分析し、どのように解決していくのか。その判断材料を提供し、主体的に判断する力を養っていくのが社会科です。本校社会科では、現代に生きる日本人として必要な知識、考え方、捉え方を、高校3年間を通じて地歴分野(日本史・世界史・地理)、公民分野(現代社会・政治経済)から満遍なく基礎から学習していきます。また、2014年度より地域観光学を取り入れ、「新しい社会と経済を担う若者を育てよう」と新たな取り組みもスタートしました。

「理科を好きに、そして得意になってもらいたい」これが私たちの共通の思いです。そのために、いかに「わかる・楽しい・力がつく」感動的な授業ができるかが勝負所と捉え、日々、工夫して授業研究を行っています。「知識と経験によって理解が深まる」を合言葉に、多くの実験やCPを活用して、実体験や疑似体験を通して五感を通して科学的思考力を鍛えたり、「チャレンジノート」と称して、自主的に問題演習に取り組めるように工夫をしたりしています。また、理科室周辺を科学館のような環境にして、生徒の様々な興味関心を引き出すよう工夫しています。経験豊富で個性豊かな教員が生徒たちの潜在能力を引き出します。

九里学園教員

「英語でコミュニケーションがとれるようになる」と、自分の可能性が大きく広がってきます。九里学園はコミュニケーション・ツールとしての「英語力」を養成する授業や、様々な国際交流活動を通して、これからのグローバル社会をリードする人材の育成に力を注いでいます。米沢と世界はつながっています。想像してみて下さい。英語で考えを伝えることができる自分を。海外の友達をもつ自分を。海外で働いている自分を。九里学園はやる気にあふれる生徒を全力でサポートします。人生は一度きり。一緒に悩み、迷い、答えを探しながら、九里学園で自分の可能性を広げてみませんか。

便利な世の中で生活している私たちの身体活動は、少しずつ減っているのが現状です。本校の体育では「体力の向上」「健康の維持増進」を育む事を土台とし、体育活動を通して「コミュニケーション力の育成」と「リーダー生徒の育成」を目指して授業を展開しています。一人ひとりの体格や運動能力に違いがありますが、それぞれの体力・技術などを十分に理解・配慮した上で授業を行います。「できなかった事が、できるようになった」という達成感や喜びは、経験力とし、生涯を通じて運動に親しみを持つきっかけとなると考えています。2015年度に完成予定の「新体育館」で楽しく体育を行いましょう。

家庭科では、「衣食住」を中心に、家族や消費生活、高齢者や環境問題などの身近な生活課題を振り返りながら授業にアプローチしています。また、住居については震災への備えなど社会生活に対しての実感を持って学習することや、実践的な調理実習・被服実習を通して、知識・技術を学びます。周囲との協力や、TPOに合わせた生活など、自立した生活を送るための「生きる力」を身につけることをテーマとしています。これまで家庭科が苦手だった生徒も楽しく学習に取り組んでいます。

かけがえのない高校生活の中での様々な思いや、考え、発想など、記憶だけでなく作品という形に残せるのが芸術という教科です。授業は音楽・美術・書道に分かれて様々な幅広いジャンルの表現活動、制作をしていきます。時間は2時間続きの授業で、じっくりと時間をかけて表現活動に親しむことができます。一人ひとりの感性を大切にし、心を動かしながら、他の人とは違う自分にしかできない自分だけの表現を目指していきます。

商業科の科目は、2年次から選択する科目です。主に、卒業後すぐに就職することを希望している生徒の皆さんや、より専門的な技術を身に付け、資格を得るために専門学校を目指す生徒の皆さんが、学習しています。商業科の授業での目標は、高校を卒業して社会に出たときに役に立つ知識や能力を身に付けることです。今日の経済社会に必要とされる、パソコンの技能を身に付け、表計算検定やワープロ検定・文書デザイン検定に挑戦しています。その他、ビジネス活動を理解する上で役に立つ簿記の学習とその簿記の検定にも挑戦しています。また、パソコンを使ってデザインするCGデザインの授業もあります。このように商業科では、生徒の皆さんの進路や要望・実状にあった科目を準備し、授業を展開しています。

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