ハワイ研修旅行報告 9日目

九里学園ハワイ研修今日のホノルルは美しい日の出で始まりました。天候に恵まれ、ハワイにおける最後のプログラムである自然環境学習(ハナウマ湾シュノーケル体験)に行ってきました。
スタッフの方のお話や環境保護ビデオによると、火山の噴火により吹き飛ばされた窪みに海水が流れ込み、長い年月かけて珊瑚礁が形成され、美しい曲線を描いていることから、発見者がハナウマ湾と名付けたそうです。20年ほど前までは誰もが自由に海水浴を楽しむことができていたそうですが、サンオイルが海水を汚し、魚への餌付けが魚たちに悪影響を与え、美しい自然が失われることを防ぐために、入場制限や入場者には必ず自然保護理解のための注意事項の説明ビデオを見てから入場することなどの厳しい規制がされるようになってしまったそうです。
人間の先々を考えない自分本位の行動が自分たち人間だけではなく動植物たちの命に悪影響を与えてしまっているのです。特にハワイは、アメリカ大陸から約3.990km、日本から約6.190km、フィリピンから約8.820km離れており、人類が活動を始める以前の生命体は、風(wind)、波(waves)、翼(wings、鳥、昆虫など)の3つの”w”で運ばれたと言われています。この地理的隔絶によって様々な動植物の固有種が生まれ、進化してきました。
しかし、ハワイは観光地として栄え、自然環境保護にあまり力を入れてこなかった代償として、多くの動植物が絶滅危惧種となってしまったそうです。ハワイ州法により魚に餌付けをすると1000ドルの罰金と定められているそうです。生徒たちは、美しいビーチに感動し、魚と共にシュノーケルで泳ぎ、大自然を満喫しながらも自然保護の重要性を身をもって理解したようです。

ホテルに戻り、 ビーチのステージで行われているフラダンスショーを観たりして、ホノルル最後のフリータイムを楽しみました。明日は、ホノルル時間で12:20(日本時間11月18日7:20)に日本に帰る飛行機に乗り、約9時間のフライトで日本時間の18日16:20に成田空港に到着します。その後、バスで米沢到着は23:00の予定です。
もう少しですが気を抜かずに全員無事に帰るよう頑張ります。

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